【swap】Amazon Linux スワップ領域作成方法
■ 急いでいる方は・・・
解説が不要でコマンドを今すぐに知りたい方は、以下のコマンド叩くことで512MBのswap領域を作成する事が出来ます。
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swap-ec2
MMaru76 • Updated Sep 15, 2020
■ 目次
■ 急いでいる方は・・・■ 目次1. そもそも swap領域とは1.1. 実施環境2. swap領域の作成方法2.1. Swap領域の確認2.2. Swap領域の作成2.3. 作成したスワップファイルをSwap領域用にフォーマット2.4. Swap領域の反映2.5. Swap領域の確認3. 自動的にスワップファイルを有効化3.1. もしもの為のバックアップ作成3.2. お好きなエディタでファイルを開いて編集
1. そもそも swap領域とは
スワップ領域とは,仮想メモリ使用時に不必要なメモリ領域のデータを一時的に書き込んでおくファイルシステム上の領域のことです。 仮想メモリは,実際にコンピュータに搭載されているメモリだけではなく,ハードディスクなどに用意されたスワップ領域も仮想的にメモリとみなして,より大きなメモリ容量を実現する仕組みです。
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1.1. 実施環境
Item | Contents |
---|---|
Amazon マシンイメージ (AMI) | Amazon Linux AMI 2018.03.0 |
インスタンスタイプ | t2.micro |
ストレージ | 8GiB ~ |
2. swap領域の作成方法
root ユーザーにスイッチして作業をおこなう際は、「sudo 」のsudoを外して実行してください。
2.1. Swap領域の確認
<= 部分でSwap領域に何も割り当てられていない事が確認出来るかと思います。
2.2. Swap領域の作成
下記の例では、512MBのスワップファイルを作成を作成します。
ルートディレクトリの直下にSwapファイルが作成されたことが確認出来るかと思います。
2.3. 作成したスワップファイルをSwap領域用にフォーマット
2.4. Swap領域の反映
は安全では無い権限 の為、 に切り替えます。
スワップファイルを有効化してSwap領域の反映させます。
2.5. Swap領域の確認
<= 部分でSwap領域が割り当てられてる事が確認出来るかと思います。
3. 自動的にスワップファイルを有効化
現在のままでは、再起動後にSwap領域が0(ゼロ)の状態なため、自動的にスワップファイルを有効化してSwap領域に反映させます。
3.1. もしもの為のバックアップ作成
バックアップはもしもの為に取っておくことを強くオススメ致します。
3.2. お好きなエディタでファイルを開いて編集
最終行に下記のコードを書き込む
上手く記述が出来ていると下記のように表示されます。