【Microsoft Azure】「DNS Zone」と「仮想マシン」の構築方法

■ 目次


 

1. 前提条件

  • Microsoft アカウント
  • 有効なAzure サブスクリプション
  • ドメインの事前購入
    • ドメイン自体は99円~から購入出来る物もあります。
    • ここで出現している「merou.info」は、私のドメインの為、個人で購入したドメインをご使用ください。
    • ドメイン購入場所は「バリュードメイン」や「お名前ドットコム」などで事前に購入。

 

2. DNS編

2.1. DNS ゾーンを作成

  1. Chrome等のブラウザで 「Azure Portal」 にアクセス
  1. 左上側の 「ハンバーガーマーク」 をクリック
  1. +新規」 をクリック
  1. dns zone」 を入力
 
  1. 「DNS ゾーン」 をクリック
 
  1. DNS ゾーン」 の確認
  1. 作成」 をクリック
 
  1. 以下の情報を入力して 「作成」 をクリック
      • 名前
      • サブスクリプション
      • リソースグループ
      • リソースグループの場所
 
  1. DNS ゾーン」 の画面が表示されれば、DNSゾーンの作成が完了です。
      • 作成に少し時間がかかる場合がありますので、気長に待ちましょう。
 

2.2. 仮想マシン構築編

  1. Chrome等のブラウザで 「Azure Portal」 にアクセス
  1. 左上側の 「ハンバーガーマーク」 をクリック
  1. +新規」 をクリック
  1. Get started」 or 「Compute」 をクリック
  1. Ubuntu Server 16.04 LTS VM」 をクリック
 
  1. 「基本:基本設定の構成」 の入力
      • 名前
      • VM ディスクの種類
        • 「SSD」 or 「HDD」
      • ユーザー名
        • ログイン時のユーザー名
      • 認証の種類
        • 「SSH 公開キー」 or 「パスワード」
      • パスワード
      • サブスクリプション
        • 「従量課金」を選択
 
  1. 「サイズ:仮想マシンのサイズの選択」
  1. 「設定:オプション機能の構成」
  1. 「概要:Ubuntu Server 16.04 LTS」
  1. 仮想マシンのデプロイが終わるまで待ちましょう。
 

2.3. 仮想マシンのWeb サーバーの80番ポートを開ける。

  1. 先程作成した、仮想マシンをクリックして表示
  1. 左側に表示されている、「ネットワーク」 をクリック
  1. 受信ポートの規則を追加する」 をクリック
 
詳細設定が表示されたら、以下を入力
  • サービス
    • 「HTTP」 を選択
  • ポート範囲
    • サービスで 「HTTP」 を選択すると自動で入力される。
  • 優先度
    • こちらもある程度自動だけど、説明はこちら。
  • 名前
    • こちらも任意だが、自動で入力される
  • 説明
    • 任意
 
80番ポートが追加されたのを確認する。
 

2.4. 仮想マシンとDNSの設定

  1. 仮想マシンをクリックして、「概要」 画面を表示
  1. パブリックIPアドレス」 をコピーする
  1. 1.DNS編」 で作成したDNS ゾーンをクリック
  1. DNS ゾーン 「概要」 画面をオープン
  1. +レコードセット」 をクリック
  1. 「レコード セットの追加」 画面で以下の情報を入力して、「OK」 をクリック
      • 名前
        • ここでは、「test01」と入力。「www」など、「空白」でも可能
      • IP アドレス
        • 仮想マシンの「パブリックIPアドレス」を入力
  1. レコードが追加されたら、完了

 

3. SSH編

3.1. SSHクライアントツールを起動

  1. SSH クライアント」 を起動
      • 今回は、Windows10 ということもあり Poderosa を使用しています。
  1. 各種情報を入力して、「OK」 をクリック
      • ホスト名
      • アカウント名
      • パスワード
  1. 接続に成功すれば以下のようになります。
  1. Webサーバをインストールまでの作業

 

4. WEBサイトアクセス編

  1. 個人で作成した、「ドメイン」 or 「IP アドレス」 でアクセス
  1. 以下の様な画面が表示されれば、完了です。

 

5. 各種削除編

5.1. 仮想マシンの削除

  1. 作成した仮想マシンの画面を表示
  1. 削除」 をクリックして、仮想マシンを削除
 

5.2. レコードの削除

  1. DNSゾーンの画面を表示
  1. 作成したレコードの 「・・・」 をクリック
  1. 削除」 をクリック
以上で 「DNS ゾーン」設定、「仮想マシンの作成」、「Webサーバ構築」、「各種削除」まででした。

 

6. 最後に

こちらを応用すれば、AWSのRoute53でも使用することが出来ます。