Ubuntu 24.04 ログイン時に表示される ESM メッセージの正体と対処法
はじめに
Ubuntu 24.04 にログインすると、毎回以下のようなメッセージが表示される。

学習用途では 情報量が多く、SSH接続するたびに正直邪魔 に感じることがある。
本記事では、
- このメッセージが なぜ出ているのか
- どの仕組みが関係しているのか
- なぜ以下のコマンドで解決したのか
を整理する。
このメッセージの正体は何か?
1. Message of the Day(MOTD)
Ubuntu では、ログイン時に MOTD(Message of the Day) という仕組みでメッセージを表示する。
- 表示内容は 配下のスクリプトで生成される
- ログインのたびに 動的に実行される
つまりこれは「エラー」ではなく、
👉 意図的に表示されている案内メッセージ
2. Ubuntu Pro / ESM とは?
ESM(Expanded Security Maintenance)
- Ubuntu LTS の 標準サポート期間外 でも
- セキュリティ更新を延長提供する仕組み
Ubuntu Pro
- ESM を含む Canonical 提供の拡張サポート
- 個人利用は無料だが、登録(attach)が必要
なぜ「無効化されています」と出るのか?
ここが重要。
- Ubuntu 24.04 には 最初から ubuntu-pro-client が入っている
- ただし Pro にアタッチしていない
- そのため
👉「ESM は使えますよ(今は使ってません)」という 宣伝メッセージ が出る
つまり:
機能は有効になっていないが、案内だけが表示されている
という状態。
解決したコマンドの意味
①
何をしている?
これは:
- Ubuntu Pro が出す
- ログイン時メッセージ
- apt 実行時の案内
- いわゆる 「お知らせ(news)」表示を無効化 している
ポイント
- ESM を 無効化しているわけではない
- そもそも ESM は使っていない
- 「案内を出さないで」と設定しているだけ
✔ セキュリティ更新には影響なし
✔ 非常に安全な設定
②
何をしている?
これは Linux 共通の仕組み。
- が存在すると
- ログイン時の以下を抑制する:
- Welcome メッセージ
- MOTD
- 最終ログイン時刻など
特徴
- ユーザー単位
- 他のユーザーや root には影響しない
- 学習・検証用途に最適
なぜ だと失敗したのか?
これはエラーではない。
意味は:
- Ubuntu Pro に 未アタッチ
- = ESM は そもそも有効化されていない
- = 無効化する対象が存在しない
👉 正常な状態
今回の構成を整理すると
| 項目 | 状態 |
|---|---|
| Ubuntu Pro | 未アタッチ |
| ESM | 使用していない |
| 表示 | 宣伝として出ていた |
| 対処 | 表示だけ無効化 |
学習用途におけるベストプラクティス
- ✔ 余計な情報が出ない
- ✔ OS の動作・更新に影響なし
- ✔ ログインが静かで集中できる
